外部参照シーン(XRef)で読み込んでいるmaxファイルのPencil+ラインをレンダリングする方法
Pencil+の機能アップデートにより、外部参照(XRef)で読み込んでいるシーン内に設定されたラインをレンダリングできるようになりました。
必要な設定は、以下です。
・読み込まれる側のmaxファイルで予めPencil+のライン設定をしておく
・Penci+ Line Merge Helperをシーン内に作成しておく
上記の設定をしたmaxファイルを外部参照シーンで読み込むと、
自動的にPencil+ Lineの設定が読み込まれ、ラインがレンダリングされるようになります。
ただし、XRefで読み込んでいるラインの設定は変更することができないので、
Output to Render Element Onlyなどの必要なライン設定は、あらかじめ行っておくことが必要です。
同じmaxファイルを外部参照シーンに複数回読み込んでいる場合に起きる、ラインがレンダリングされない問題
外部参照シーンに、同じmaxファイルを複数回読み込んで、レンダリングをすると、
そのうちの1つにしかPencilのラインがレンダリングされない、という問題があります。
XRefScenesに複数回読み込んでいるmaxファイルのラインが出ない問題の解決方法
上記のラインが出力されないを解決するには、
読み込むmaxファイルを複製し、ファイル名が重複しないように変更する必要があるようです。
すると、Penci+4(Xref)のライン設定が複数作成され、読み込まれた全てのmaxシーンに対して、ラインがレンダリングされるようになります。
※
読み込みの手順によっては、上手く設定されないこともあるようなので、
その場合は、外部参照シーン(XRefScenes)の「Update Now」ボタンを押して更新すると改善されるようです。
ただし、maxファイルの中身は同じですが、複数のシーンを読み込むことになるので、大量のモブが配置されているシーンなどを読み込む場合は、同じmaxファイルを複数回読み込む場合よりも重くなる可能性があるかと思われます。
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