Adobe Media Encoderで動画をレンダリングする際のファイルサイズ
Adobe Media Encoderで動画ファイルをレンダリングする際、作成されるファイルサイズが「予測ファイルサイズ」として、書き出し設定ウインドウの下の方に表示されます。
動画をアップロードするサイトによって、ファイルサイズの制限があったり、仕事の場合「〇〇MB程度でお願いします」と指定があったりするので、そういった際に参考になります。
ですが、この「予測ファイルサイズ」が実際にレンダリングされた動画ファイルのサイズと合わないことがあります。
動画の容量が予測ファイルサイズよりも大きくなってしまう
実際に作成された動画ファイルを見ると、Media Encoderの予測ファイルサイズよりも明らかに大きなデータ容量になっていることがあり、
どんなにビットレートを下げて画質を落としても、予測ファイルサイズよりも大きくなってしまうようです。
ブロックノイズだらけになるぐらい、ビットレートを下げてもデータサイズが小さくならないので、何かおかしなと思っていました…。
ファイルサイズが予測より大きくなっている原因は、メタデータの設定
実際に作成された動画ファイルが、Media Encoderの予測ファイルサイズより大きくなっている原因は、メタデータが設定されていることが原因のようです。
メタデータとは、動画の内容とは直接関係のない追加情報のことで、Media Encoderではデフォルトでメタデータが追加されるように設定されているようです。
自分の場合は、40MBくらいメタデータで余計にデータサイズが大きくなっていたようでした…。
Adobe Media Encoderでのメタデータの削除方法
書き出し設定ウインドウの下の方にある、「メタデータ…」のボタンから、
「メタデータの書き出し」ウインドウを開き、書き出しオプションのプルダウンメニューから、「なし」を選択すると、メタデータが付与されないように設定されます。
この設定で動画をレンダリングすると、メタデータが付与されない分データ容量が軽くなります。
そして、Media Encoderの予測ファイルサイズと同じくらいの容量の動画ファイルが作成されます。
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