プラグイン「Transmographier」を使ってモーフターゲットを効率的に制作する
以前の記事で「Symmetry Tool」を使った効率的なモーフターゲットの制作方法を紹介しましたが、「Transmographier」というプラグインを使用したモーフターゲットの作成方法を紹介しようと思います。
個人的にはこちらの方が、モディファイヤで管理するため、分かりやすいかと思います。
・Transmographer
https://www.rpmanager.com/plugins/Transmographier.htm
商用は20ドルですが非商用はフリーのようです。
また、3dsmaxバージョン5から対応しているため、旧バージョンでも使えるということがSymmetryToolに比べてありがたいです。
■ダウンロード方法
上記のリンク先のページの下の方でに行くと画像のようなダウンロードリンクがありますので、そちらから使用したいバージョンごとにダウンロードします。■Transmographierの使い方
マスターモデルをコピーして個別に取っておきます、(Transmographierから参照させるため)。モーフターゲット作成用に もうひとつマスターモデルをコピーして、これにTransmographierモディファイヤを追加し、「UndeformedSymmetricalMask」のボタンを押して、先ほどコピーした参照用のモデルをピックします。
Transmographierの下にEditpolyなどを追加してモデルを調整すると、その編集内容が左右対称に反映されます。
「Operation」を変えることで左右反転(Flip)なども可能なので、この機能を使うことで効率良く、左右個別のモーフターゲットを作成します。
下記の3パターンをつくってモーフターゲットとすればOKです。
①:Editpolyで片方だけ編集したモデルを作成
②:①をもとにTransmographierのOperationをFlipにして左右反対のモデルを作成
③:①をもとにTransmographierのOperationをMirrorにして左右両方が編集されたモデルを作成
これで、モデリング作業は片側だけで、左右個別と両方同時に動かすためのモーフターゲットが作成できます。
作業方法は個人の好みが分かれますので、やりやすい方法を選んでみてください。
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