ボーンの初期ポーズを設定する際の注意(Springmagicを前提に)

2012/09/08

3dsmax Rig Setup

t f B! P L
3dsmaxで、ボーンの位置を一度決めた後で、何かあった時にその最初のポーズに戻すためには二通りの方法があります。

■ひとつはFreezeRotation

オブジェクトを選択して「Alt+右クリック」からFreezeRotationを選ぶと、その時のボーンの回転状態が記憶される。呼び出したい時は、Rotation To Zeroを選べば記憶された初期値に戻される。

先日この設定を行ったボーンに対してSpringMagicで揺れのアニメーションをつけようとしたところ、エラーになってしまった。原因としては、FreezeRotationを設定すると自動機にRotationListコントローラーが追加されるのですが、これがあるとうまく動いてくれないようでした。

■max9からの新機能SkinPose

 メニューバーのAnimation、もしくは「Alt+右クリック」からSet as Skin Poseを選ぶと、現在のボーンの状態が保存されます、呼び出すときはAssume Skin Poseで初期位置に戻ります。


 こちらではRotationListコントローラーが追加されることはなく、SpringMagicも問題なく動作してくれました。
maxではキャラクターのセットアップのメインはBipedを使用しますが、補助ボーンなどにはどうしてもボーンを必要とし、セカンダリーアニメーションにSpringMagicを使うことも多いので、ボーンの初期位置保存にはSkinPoseを使うほうがベターだということが分かりました。

今後気をつけよう。。。



ブログ内検索:Search

Translate

ラベル

Blogリンクタグ

QooQ