ジンバルロック
ポーズをとらせていないデフォルトの状態で、
ボーンなどのGimbal(ジンバル)軸を見ると、下のように2軸が重なりかけているものを結構見かけます。(主に髪の毛などの追加ボーン)
これって、デフォルトの状態でジンバルロックしかけているわけで…。
ポーズをとった結果、ジンバルロックするのは仕方ないとしても、
最初からその状態に近いのでは、扱いづらく作業効率が落ちてしまいます。
(特にスローモーションやFPSが高い場合など、キーフレーム間の補間に頼る必要性がある場合に感じることが多い)
解決方法は2つ・・・。
方法①:同じ位置回転のヘルパーを親にする
ジンバル軸はリンクされた親との関係で表されているので、同じ位置回転のヘルパーを親にすることでリセットするという考え。一連のリンクされたボーンが、途中で位置が離れたり、二股に分かれたりする際にも、その都度ヘルパーをかませます。
方法②:Freeze RotationかFreeze Transformをかける
こっちの方法は、ヘルパーを追加しませんが、リストコントローラーが組まれるので、嫌う人もいるかも…。(SpringMagic_v08が動かなかったりしたし、v09で対応してくれましたが…)。自分の周りでは方法①が使われていることが多い印象ですね、
自分の場合、アニメーション作業はポーズを付けることをメインにして、カーブエディタでの調整は必要最低限にしているのですが、
3dsmaxの場合、カーブエディターはジンバルで値を参照しているので、狙った動きにならずにイラっとしてしまうことも…。
3dsmaxにおけるリグのお作法って感じで、もうちょっと広まってほしいかなと…。
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